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JOURNAL

暮らしを大事に
19.04.2019

学生時代に初めてパリで暮らした時に
フランス人の暮らしの豊かさにおどろかされました。

裕福でお金があるという意味ではなく
自分の時間、自分の感性を大事にし、自分の暮らしをとても大切にしていると感じました。

お金があって物に溢れて、情報に埋められている生活よりも
エレベーターのない、何百年も前に建てられた古いアパートの螺旋階段を上がり
テレビを好まず、家に帰ればラジオを聴きながらゆっくり読書
外食はたまに特別な時だけ。
普段は週末に開くマーケットで新鮮な食材を買い込んでシンプルな食事を楽しむ。

もちろん仕事もあれば家事に育児にみなさんやることはあるはず。
それでも何か肩の力が抜けているような、時間の流れ方が日本にいる時よりもずっとゆっくりに感じました。

不便なことも多いけれどシンプルな暮らし。
それが何よりも豊かで贅沢だなあと感じました。
それ以降私も自分の感性や価値観を前よりももっと大事にするようになりました。

自分に正直に。
それが何よりも人生を豊かにするのではないかと思います。
追記。
ちょうどこの記事を書いている時に起こってしまった悲劇。
私の頭の中に浮かぶパリに、ノートルダム寺院が無い事は想像できません。
言い表しようの無い気持ち。
でも、、、フランス人はいいものを大事にします。 長くずっと使い続けます。
壊れたら修理します。
腕利きの職人がたくさんいて、その技術、伝統を守っていくことに誇りをもっています。
必ず復活するでしょう。
フランス人の誇りは高いのです。

PastedGraphic-3
Designer Kimiko